Buddha's Face Sandwich

喰う寝る遊ぶ

待ってる、一緒に歌う時

教授の訃報と連日の飲み会のお酒が抜けたことによる落ち込みと、なんか色んな落ち込みで胸がざわざわして耐えられない。今回の訃報は本当につらい。幸宏さんの死もまだ受け入れ切れていない中での今回の訃報は本当にしんどい。自分はにわかYMOファンなので教授について語れることは少ないけど、それでも確実にYMOの音楽・坂本龍一の音楽は(教授作と知ってるものも知らないものも含めて)私の生活や思い出の中に存在していて……。幸宏さんも教授も70歳前後で亡くなってしまうなんてあまりにも早すぎる。正直、幸宏さんも教授も体調を崩されていたので、覚悟していた部分はあった。いや、幸宏さんについては正直あまり覚悟はできてなかったかな、いつか戻ってきてくれると信じていた。でも教授については友だちともそのような話をしていたことはあった。だけど……改めて、70歳って早すぎる。自分の親戚は100歳くらいまで生きる人が多くて、同じように「もうそろそろかな」と思っていてもどこか自分にとっては遠い話のように感じていたけど、70歳ってすごく近い。あと50年もしないうちに自分も死ぬかもしれないということだ(まあ事故とかでもっと早く死ぬかもしれないけど)。なんだかそれが凄く恐ろしくなったというか、「死」がすごく身近なもののように感じて怖くなった。そして、YMOも私と同じ人間だったんだなと思った。「音楽」、やさしい歌で好きだった(なんかしっくり来なくて「だった」と書いたけど、当然これからも好き)。

人は皆生まれいつか死ぬ、素晴らしい才能を持つ人にもそうでない人にも平等に死はやってくる、その残酷さ。与えられた時間の中で人生をやっていくしかないことの虚しさ。しょうがないことだけど、なんだかなあ……2人の死に異様な心細さを感じている。いつまでも生きているとどこかで信じていたのかもしれない。これからこういう悲しい別れがたくさん増えるんだと思う。身近でも増えるだろう。それが凄くつらいし、恐ろしい。とにかく今は、教授があらゆる痛みから解放され、安らかに眠れるよう祈りたい。

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