20180613

東京に行った友だちがサークルの女の子と半同棲みたいになっているらしい。セックスしたとかしてないとかそんなことはどうでもいいけど、"プラトニックな俺たち"が透けて見えて逆に気持ち悪ささえ感じている。踏み込めない繊細さは歌になるし、くるりと自分を重ねる夜はエモーショナルだろうけど、この世には朝焼けでオナニーするやつもいるんだなみたいな気持ちにもなる。近頃誰の話もどうでもいいと思えてよくない。すぐ「陳腐だ」と思う、わたしの話も陳腐だとわかっている。このところ他人に対してあまり深い相談をしていない。陳腐だからだ、陳腐な話はなんとなく先が想像できてつまらない、なんだか中学二年生を引きずっているみたいで嫌だな

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以前Netflixで観た「紙の月」の原作を読んでいる。まだ半分も読んでいないけど、映画よりもずっとかなしい。声を荒げたりしないしやさしい風だけど無神経でいちいち言い方が陰湿な夫、自分の気持ちを整理できず違和感があることをはっきりと伝えられない妻、冷えていく夫婦生活、かなしすぎる、と思って泣いてしまった

先輩とお付き合いしてから結婚のことを強く意識するようになって、会うといつも結婚しようぜ!と言うんだけど、同時に「結婚して抱いてもらえなくなったらやだな」とも言う、わたしよりもずっと年上だからふつうにそういう元気がなくなってしまうこともあると思うし、もし子どもができたらそれどころではないし、わたしはまだ若さからか「相手の生活の一部になること」を幸福とは思えないでいる、先輩とわたしから関係が奪われたとき、変わらずフラットで心地よい関係が築けるともあまり思えない、少なくとも今は

比較的思うことは二人とも言うようにしているけれど、本当は我慢しているんじゃないかといつも勘繰ってしまう、聞くけどないと言われる、ないからないと言うんだろうと思うけど、こういう夜に時たますごく不安になる、先輩が浮気をするはずもないしわたし以外の女の人に惹かれるほど出会いもないはずだけど、ただ単純に「彼はわたしを好きである」という認識が自分の中に確立できないことがよくある

事実としてはわかっている。先輩が本当にわたしを好きなこと、わたしと別れたらきっととても悲しむということ、きっと本当に不満がないこと、わたしと同じように会えるのを楽しみにしていること、きっとふとした瞬間にわたしのことを考えていること。先輩はいつもそれを表明してくれている、好きだよと言う言葉だったり別れ際のキスだったり涙だったりハグだったり普段の眼差しだったりおどけた表情だったりで、十分に伝わってくる。その場では満ち足りた気持ちになるのに、少し離れると不安になって、平気で「わたしのことを考える暇なんかないでしょう」などと口走り、「彼はわたしと別れても落ち込んだりしないだろう」とまったく信憑性のないことを思って落ち込んでしまう。彼があんなに好きだとかかわいいだとか言ってくれているのに、一年経ってもそれを心の底から信じられていないことに申し訳なくなる。先輩はとても尽力してくれていると思う、褒めるのを厭わない人なんだろうな、とも思うけど

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先輩はなんとなくいつもフラットに見える。笑顔も変な顔もたくさん見ているはずなのに、いつも真っ先に浮かぶのは真顔で、この人も人並みに落ち込み人並みに笑い人並みに悲しむんだな、ということを全然、事実としてはわかっていても理解ができない。同級生の話を聞いていたら心の動きはなんとなく想像がつくのに、先輩は普段においても話の中においてもどんな風に思い動くのか全然わからない。なんていうか、未知だ。だから好きになったのかもしれないし、単純に性別も年齢も違いすぎるからかもしれない。

でも不安なうちは先輩のこときちんと好きってことだなとも思った。ライン見ていると先輩も先輩で不安なんだろうな、と思う、わたしの気まぐれで傷つけること言ってるだろうな、と思ってまた申し訳なくなった

そんな感じ、寝ます、おやすみなさい