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20160808:「人間失格」を観た

レビュー 映画

映画「人間失格」を観ました。

主演は生田斗真森田剛が出ていたので、WOWOWでやっていたのを録画。原作は中1か中2で読んで、それから幾度か読み返していたんですけど、『道化を演じている自分』っていうの自分にも言えるような気がして、感銘を受けていたなァ。今思うと人間だれしも多少は道化演じているでしょう、というような気はします、だからこそ多くの人のハートに響いているんだろうと思うのですが。太宰素敵。

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肝心の森田剛の役は、ハマり役なのかな~~と言われるとヒメアノ~ルの印象が強すぎて微妙だったな、でもなんか中原中也って感じの顔だなとは思った

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身も蓋もないことを言うけれど、やっぱり小説の方がわたしは好きです。読み返してから観れば、「あ~~このシーンはあの描写を表しているのかな」とか思うのかもしれないけれど、何しろ読まずに見たものだからストーリーもうろ覚えで、もしかしたら文章を映像で表現しているのかもしれないけどなんだかこの映像表現は、、、、なんだ?みたいなシーンも正直あって、ちょっとそこは微妙だったかなあ。

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男女で海に行こうと言うことは=入水自殺、に直結していたのか、葉蔵さんがそう言ったからそういう風に女が受け取ったのか、よくわからなかったけれど、自殺未遂を何度もするのに死ねない葉蔵さん、かわいそうだなと思ってしまった。死にたくない時ほど人間は簡単に死んでしまう、なのに死にたいときは簡単には死ねない、どうしてなんでしょうね、現実にはもう少しあっさり死ねちゃうのかな

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作中で男が女に「キスしてあげようか」と言う場面がやたらあるのだけれど、この「あげる」が重要で、当時女は慎ましさが美徳とされていた故「キスして」など言えないからみな欲求不満である、だからキスして「あげる」となる、ということなのか、ただ単に男尊女卑的な発想で「俺様がキスしてやるのだ~~!」ということなのか、どっちなのかなと思った。書きながら後者っぽいなと思っています。カフェが今で言うキャバクラの扱いされていたの新鮮だった。わたしもカフェ行きたい。

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あと最近のキレイなお姉さん路線ではまだない頃?の石原さとみ、すごく色っぽくてびっくりでした。やっぱりきれいなのだなあと思った。かわい~です。

「キスしてあげようか」に対して「キスしてよ!」と言う彼女最高に素敵、わたしもしてほしい、でも生田斗真イケメンでこわいのでやっぱやめます

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全体通してやたら目についたのは女たちの『女らしさ』です。

素敵だなと思った男には媚びた目をする、というか、ほんとのほんとにあからさまで、くねくねして見せるみたいな、そういう雰囲気があってちょっと気色悪かった。当時のおなごはみんなそうだったのかなあ

女はみんなおしゃべりで甲斐甲斐しくてうっとうしい、そんな印象を抱きました。そしてそれは今にも通じている気がする。映画『百円の恋』で安藤サクラ新井浩文と付き合いだして急に彼女ぶるというか、奥さんぶるというか、そういう雰囲気見せていたのを新井浩文が嫌がっていて、その気持ちが分かった気がした。自分が男でもいやだなあ。役名忘れたので俳優名で書いたけど許してね。

でもそういうこと(あからさまな好意の表明)をして見せないからダメなのかも私、とも思った。がんばりましょう。

今回はそんな感じ。レビューすると感じたことを鮮明にできてたのしいです。おわり。